2008年11月06日

『思想』「レオ・シュトラウスの思想」A

*「ヘルマン・コーエン『理性の宗教』への導入的試論」の翻訳

特に実のある内容も書けないので、どうせ誰も見ないのだから(ばっちし匿名だしw)、卑怯にもこそこそと一部の誤訳と訳の抜け落ちを指摘しておこう。

p.160上段7行目: 「コーエンは理性の宗教について話しながら、哲学とユダヤ教の関係を次のように理解する仕方を排除している」…(誤)「話しながら」→(正)「話すことによって」、(誤)「次のように」→(正)「[前文を受けて]このように」

p.164上段16行目: flagrantlyを「明らかに」では少し日本語として弱いのでは?

p.166下段20行目: 「同書の最後を飾る章で論じられる人間性の徳を同情に置き換えていた」…正しくは「同情を…人間性の徳に置き換えていた」

p.167下段9行目: (誤)「抑圧的」→(正)「後退的・退歩的」…regressiveをrepressiveに読み違え?

p.168上段13行目: 「神との和解のみが人間と人間自身との成就」→「…人間自身との和解の成就」と下手に省略しないほうが…

p.169上段2行目: (誤)「番人」→(正)「万人」…単なるタイポ。でも翻訳だけ読んだ人だと、内容が内容だけに、案外なんのことか混乱するかもw

p.172下段9/10行目: 以下の一段落が脱落
Yet isolation is not the sole purpose of the Law; its main purpose is the idealization or sanctification of the whole of human life through the living correlation with God. In the Chapter on the Law, Cohen engages in a critique of Zionism about which it is not necessary to say anything since it is easily intelligible to every reader. As the reader can hardly fail to notice, in the same context Cohen seems almost to face the possibility actualized not long after his death by national socialism. But his "optimism" was too strong.
以上
posted by ta at 00:57| Comment(0) | TrackBack(0) | シュトラウス文献 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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